心理学教室

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学習障害の概要

学習障害とは知能が劣っている訳ではなく、感覚器官にも特に目立った問題が無いのにも関わらず失読・失書・失算といった基本的な学習能力に困難がある場合のことを言います。

学習能力以外の行動の特徴としては、注意集中力の低さや多動、運動能力の遅れ、対人的な社会的能力の低さなどが挙げられます。

また、学習障害と診断されるには、学力の到達基準は年齢・知能・教育の程度から予測される水準を明らかに下回っている必要があります。

学習障害は4つに分類されており、どんな症状もいずれかに当てはまります。

その分類は、第1に読みの正確さと理解力に問題がある読字障害。第2に口頭でつづりを言う力と語を正確に書き出す力のいずれにも問題がある書字表出障害。第3に加減乗除のような基本的な計算力に問題がある算数障害。第4に特定の学習障害の基準を満たさないものの、これらの読字・書字表出・算数の3領域すべてに問題があることで学業成績を著しく妨害する特定不能な学習障害の4つです。

発達障害の概要

発達障害とは発達期に生じる永続的な心身の障害のことです。発達障害と診断される要因には身体の成長に心の成長が追いつかない精神遅滞、対人的な社会的能力が低い自閉症障害を主とした広汎性発達障害、さらには脳性麻痺などが含まれます。したがって、発達障害といっても症状は様々です。

また、同じ発達障害と診断されたとしても環境によって見えてくる障害は変わります。字を読むことが困難な人であれば字を読む環境でなければ全く問題は生じないのです。したがって、周囲の人たちが発達障害と診断された人をどのように受け入れどのようなサポートをするかで、その人はあたかも発達障害がないかのように生活を送ることが可能です。

最初に発達障害を発見するのは親がほとんどで、自分の子どもが他の子と違うという違和感から診察を依頼した結果、発達障害と診断されるという場合が多いです。

また、発達障害には虐待が原因というものも存在していることがあり発見が遅くなることもあります。発達支援によって回復する事例もあるため、迅速な発見が必要になります。